完全食プロテインとは?普通のプロテインとの違いと選び方
Share
朝を抜いたりコンビニ食が続いたりする毎日の中で、「完全食プロテイン」という言葉を見かけ、普通のプロテインと何が違うのか気になっていませんか。この記事でいう完全食プロテインは、たんぱく質に加えて、ビタミン・ミネラル・食物繊維なども配合の対象にしたプロテインです。COMPLENA(コンプリーナ)の場合は、脂質・炭水化物・ナトリウムを対象にせず、毎日の食事と組み合わせて使う前提で作っています。
この記事でわかること
- 普通のプロテインとの違いは「配合の対象にしている栄養素」にあること
- 食事の代わりにはせず、毎日の食事と組み合わせて使う考え方
- 選ぶ前・飲む前に、栄養成分表示や原材料名で確かめたいところ
完全食プロテインとは?
この記事では、たんぱく質に加えて、ビタミン・ミネラル・食物繊維なども配合の対象にしたプロテインを「完全食プロテイン」と呼びます。COMPLENA も、この考え方で作った完全食コンセプトのソイプロテインですが、1杯で1日に必要なすべての栄養素がとれるものではありません。たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維を配合し、脂質・炭水化物・ナトリウムは設計の対象外にしています。

「対象外」は、含まれていないという意味ではなく、栄養設計で補う対象にしていないという意味です。実際の量は、味ごとの栄養成分表で確かめられます。
普通のプロテインとの違いは「配合の対象にしている栄養素」
普通のプロテイン(ここでは、たんぱく質を中心に配合したもの)との違いは、どの栄養素を配合の対象にしているかです。
厚生労働省の e-ヘルスネット「エネルギー産生栄養素」では、たんぱく質・脂質・炭水化物の3つを、まとめて「三大栄養素」とも呼ぶと説明しています。COMPLENA が三大栄養素のうち対象にしているのはたんぱく質で、脂質と炭水化物は対象外です。そのほかに、ビタミン・ミネラル・食物繊維を対象にしています。

消費者庁の「栄養成分表示について」では、栄養成分表示の項目が、表示が義務のもの・推奨のもの・任意のものに分かれています。この区分と COMPLENA の設計を並べると、次のようになります。
| 栄養素 | 表示のルール | COMPLENA |
|---|---|---|
| たんぱく質 | 表示が義務 | 対象 |
| 脂質 | 表示が義務 | 対象外 |
| 炭水化物 | 表示が義務 | 対象外 |
| ナトリウム(食塩相当量で表示) | 表示が義務 | 対象外 |
| 食物繊維 | 表示が推奨 | 対象 |
| ビタミン・ミネラル | 任意で表示 | 対象 |
表では、熱量を除き、COMPLENA の設計に関わる栄養素だけを並べています。表示が義務の項目は、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム(食塩相当量で表示)の5つです。
この5つだけでは、たんぱく質のほかに何を配合の対象にしているかまでは分かりません。ビタミン・ミネラルは任意、食物繊維は推奨の項目なので、商品の栄養成分表示や説明に、これらが載っているかを見ましょう。
COMPLENA の対象の栄養素と味ごとの栄養成分を、栄養設計のページで見る
完全食プロテインだけで食事を済ませてもいい?
食事の代わりにはせず、毎日の食事と組み合わせて使うことをおすすめします。COMPLENA も、食事の代わりではなく、栄養補給食品として作っています。脂質・炭水化物・ナトリウムを設計の対象外にしているのも、これらを日々の食事からとる前提だからです。
栄養は、1杯や1食だけでなく、毎日の食事全体で考えるものです。国の基準には、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」があり、今の版は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」です。
厚生労働省の e-ヘルスネット「日本人の食事摂取基準」によると、この基準は1日当たりの量を、性・年齢の区分ごとに示したものです。「習慣的な」摂取量の基準で、1日だけの食事や、1食・1皿の基準を示すものではありません。
食事の組み立て方では、国の「食生活指針」に「主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」という項目があります(農林水産省「食生活指針について」)。
ご注意
体調や持病が気になる方は、医師に相談してください。
普段の食事と組み合わせる前提にした COMPLENA の配合の考え方を見る
毎日の食事にどう取り入れる?
使いどころは、食事の内容や量が偏りやすい日です。COMPLENA の商品ページでは、使う場面として次のような日を挙げています。
- 朝食を抜きがちな日
- コンビニ食や外食が続く日
- 食事量や内容が偏りがちな日
COMPLENA は炭水化物を対象にしていないので、主食と一緒に飲む使い方があります。主食は、ごはん・パン・めん・パスタなどを主材料にした料理のことです(農林水産省「「何を」「どれだけ」材料と料理区分」)。
朝ならおにぎりやトースト、コンビニで昼食を選ぶ日ならサンドイッチやおにぎりに、1杯を添える形です。1杯は主菜や副菜の代わりではないので、毎日の食事全体は、主食・主菜・副菜を基本に考えます。

販売中の味は、ココア味と抹茶味の2つです。飲み方は、水・ぬるま湯・お湯のどれかに溶かして飲みます。水で作る時は、シェイカーを使うと溶けやすくなります。
粉と水の量の目安は、商品ページとよくある質問のページに載っています。
選ぶ前・飲む前に確かめたいこと
選ぶ時は、名前ではなく、表示で中身を確かめるのが近道です。栄養成分表示は、一般用の加工食品に義務付けられている表示です(消費者庁「【消費者の方向け】栄養成分表示の活用について」)。ただし、小規模の事業者が販売した食品などでは、省略されていることがあります(消費者庁「栄養成分表示について」)。
まずはパッケージの栄養成分表示を見て、次に原材料名と商品の説明を見ていきます。
- 栄養成分表示:義務の5項目のほかに、ビタミン・ミネラル・食物繊維が載っているかが分かる。COMPLENA の場合、味ごとの量は、栄養設計のページで確かめられる
- 原材料名:何を原料にしているかが分かる。COMPLENA の場合、先頭は大豆たんぱくで、ココア味・抹茶味とも一部に乳成分・大豆を含む
- 商品の説明の注記:何を対象にし、何を対象にしていないか、食事の代わりとしているかが分かる。COMPLENA の場合、対象外は脂質・炭水化物・ナトリウムで、食事の代わりではない
ご注意
食物アレルギーのある方は、原材料名と商品パッケージの表示を必ず確かめてください。
利用の注意も、飲む前に確かめておきましょう。妊娠中・授乳中の方と、乳幼児・小児は、COMPLENA のご利用をお控えください。通院・入院中の方は、使う前に医師に相談してください。
COMPLENA の飲み方と利用の注意を、よくある質問で見る
よくある質問
ソイプロテインとホエイプロテインは何が違う?
名前は原料を表していて、ソイは大豆、ホエイは乳清のことです。文部科学省の「食品成分データベース」(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)でも、大豆たんぱくの英語の名前に「soy protein」が使われています。乳清(ホエイ)は、牛乳などからチーズを作る時に、固まった部分から出る水分を指します(農林水産省「aff」2022年6月号)。
COMPLENA は大豆たんぱくを使ったソイプロテインで、ココア味・抹茶味とも一部に乳成分を含みます。どちらを選ぶ時も、原材料名とアレルゲンの表示を確かめましょう。
完全食プロテインの欠点は?
COMPLENA の場合、いちばん知っておきたいのは、食事の代わりにはならない点です。COMPLENA は完全食コンセプトのソイプロテインですが、対象はたんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維で、脂質・炭水化物・ナトリウムは設計の対象外です。1杯で1日に必要なすべての栄養素がとれるものではないので、毎日の食事と組み合わせて使ってください。
子どもや妊娠中でも飲める?
妊娠中・授乳中の方、乳幼児・小児は、COMPLENA のご利用をお控えください(商品パッケージの注意事項に準じます)。通院・入院中の方は、使う前に医師に相談してください。ほかの商品も、パッケージの注意事項を確かめてから使いましょう。
まとめ
- 普通のプロテインとの違いは、どの栄養素を配合の対象にしているか
- COMPLENA の対象はたんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維で、脂質・炭水化物・ナトリウムは対象外
- 食事の代わりにはせず、毎日の食事と組み合わせて使う
- 中身は名前ではなく、栄養成分表示・原材料名・商品の説明の注記で確かめる
まずは手元のプロテインや気になる商品の栄養成分表示で、ビタミン・ミネラル・食物繊維の欄があるかを見てみてください。COMPLENA が気になった方は、味と購入方法を商品ページで確かめられます。
参考にした資料
- 消費者庁「栄養成分表示について」
- 消費者庁「【消費者の方向け】栄養成分表示の活用について」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット 用語解説「エネルギー産生栄養素」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット 用語解説「日本人の食事摂取基準」
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
- 農林水産省「食生活指針について」
- 農林水産省「「何を」「どれだけ」材料と料理区分」(食事バランスガイド)
- 農林水産省 aff(あふ)2022年6月号「チーズのプロがナビゲート!国産チーズを学ぼう」
- 文部科学省「食品成分データベース」(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)「大豆たんぱく/分離大豆たんぱく/塩分無調整タイプ」
この記事は COMPLENA 編集部が、公的機関の資料をもとにまとめました。